R.I.P.ワニ
先日「100日後に死ぬワニ」が連載終了し、終了と同時に露骨な商売が展開され話題になっている。
・生きることの大切さを教えてもらうはずが、商売のノウハウをレクチャーされた気分だ。
・もうワニがそういう奴にしか見えない。
・一気に冷めた。
おそらく世間の反応はそんなところだろう。
たしかに僕も連載途中は、良い話だから話題になっているという感じだったが、
まさか裏でいろんな力が働いていたとは・・。
ともかく今回の一連の流れはどうであれ、僕が言いたいのは
純粋にこの漫画のメッセージだけ受け取れば良い
ということ。
日常と隣り合わせの死、それがいつ自分自身に来てもおかしくない。
だから、友達、家族、そして自分を大事にしよう、そんな当たり前のことを、この作品から分かりやすく受け取った。
人間はワガママな生き物だから、好き嫌いは当然ある。
このワニ関連も、自分にとって都合が良いところだけ、切り取れば済む話。
そんなに騒ぐことじゃない。
自分から食いついといて、不都合を感じたら掌を返す。
命の大切さと共に、人間の身勝手さも同時に教えてくれたワニに合掌。