パチンコ・パチスロを1年半辞めて気づいたこと。
去年の2月にパチスロを辞めると決意し、パチンコ屋に行かなくなり1年半が経った。
月日の経過は早いもので、もうそんなになるかという気持ちと、これからも気を引き締めていかなくてはという気持ちがある。
振り返ってみれば、依存症状が特に強く出て辛かったのは最初の一か月だった。
パチンコ屋に足を運ばなかった1日をひどく後悔したり、パチスロ以外の娯楽が
全て退屈に感じたりした。
そんな感覚も1か月を過ぎたあたりから薄れていった、というより価値観等が少しずつ正常に戻っていったのかもしれない。
そして辞めると決意し、youtubeのパチンコ動画やパチスロ雑誌の閲覧も同時に絶った。
これも効果は大きかった。
音や視覚で射幸心が刺激されてしまうので、絶対に見ない方が良いと分かった。
それと一番大事だなと思ったのが、自分の気持ちを吐き出す場所を作った方が良いということ。
このブログを始め、気持ちを綴ることで1年半辞めることが出来た。
それは何でも良いと思う、SNS、ブログ、知り合い、友達。
とにかく溜めこまないで外に出すこと、これが重要。
とまあ今までの経過を簡単に書いたが、結論を言うと
1年半辞めてもパチンコ・パチスロの毒は完全に抜けきらない
ということが分かった。
この1年半、遊戯はしなかったが、依存症の毒が疼くのを感じる時があった。
それは仕事等でストレスが溜まった時だ。
『何かでこの負の感情を思いっきり吐き出したい』、そんな時にパチンコ屋の光が頭の片隅にちらついた。
ホールという非日常に身を投じ、気軽に現実逃避をしたい。
そういった衝動に駆られることが何回かあった。
昔の僕だったらとてもじゃないが気持ちを抑えられず、すぐにパチンコ屋へ向かっていっただろう。
そして数万負けて後悔し、しばらくしたら再びパチンコ屋へ向かう。
この繰り返しだった。
今は衝動に蓋をして、抑え込めることが出来る。
たぶんこの衝動の種類は、お金を稼ぎたい、退屈等人それぞれだと思う。
僕の場合は、日常のストレスと上手く付き合っていくのが、禁パチスロの鍵のようだ。
いずれにせよ、気持ちをコントロール出来るようになっただけでもかなり優位だ。
この先も頑張っていきたい。
あと半年で、禁パチ生活2年が経過する。
ひとまず目指すはそこになりそうだ。