パチンコ・パチスロを止めて2年が経ち思うこと。
パチンコ屋に行かなくなって2年が経過した。
朝からお店に並んだり、仕事終わりに直行して何万も使ったり、
家に帰ればyoutubeでパチスロ動画を観たり、そういうことを全くしなくなった。
面白さを知っているので、意識が完全に消えたわけではないが、
自分の中でやらなくてもいいモノになった。
過去に何回も禁スロを決意したが、1か月~長くて半年しかもたなかった。
今回止めたきっかけを改めて思い返してみたが、飽きたわけでもお金がなかったわけでもなく
いい年してパチスロなんか1日中やってる自分が、心底嫌になったんだと思う。
パチンコ屋に行けば、いろんな年齢層の人が集まっている。
当然、お年寄りもいる。
そういう人たちを見て、
「将来の自分はこんな感じになるのかな・・」
と何回も思っていた。なんとなく自分の先が見えてるようで怖かった。
その怖さを感じなければ、一生パチンコ屋に入り浸っていたと思う。
この先死ぬまでやらなければ自分の勝ちだ。
その気持ちを常に持って毎日を過ごしていきたい。
そして2年止めて実感した変化を書いてみる。
劇的に何かが変わったわけではないが
・金銭感覚が元に戻った ・時間が作れるようになった ・お金が貯まった
この3つは変化があった。
朝から何万もメダルゲームに使ったせいか、あの頃は食費、雑費、娯楽費も
パーッと我慢せずに使っていた。
とくに勝った日なんて最悪。どうせあぶく銭だからと勝ち金をそのまま買い物に使い、後で同じ金額を負けるから結局実費で買ったのと変わらない。
今はたまに欲しい物を買ってしまうこともあるが、必要な物を適切な額だけ買うようにしている。
食費は1日1000~1500円位。娯楽費はマンガや映画を週一でレンタルするくらいだ。
たまに遠出して出費するが、パチスロに使うよりかは断然健康的だと思う。
なので意識しているわけではないが、お金が自然と貯まっていく。
1万を超える物を買ったりすると、けっこう使ったなあと感じてしまう。
そして時間が作れるようになったというのは、他の用事に時間を割けれるようになったということ。
やらない人は分からないかもしれないが、中毒者はパチンコ屋に行くことが絶対的な用事なのだ。だから休日に友人と約束も出来ない、興味のある場所・観光地へ行けない。
行ったとしても面白くない、こんなことしてる時間がもったいないと思ってしまう。
下っ腹が締め付けられ、そわそわして落ち着きがなくなる、そんな禁断症状が出てしまう。
今では禁断症状が出ないため、外出先の場所を楽しんだり興味がもてるようになった。
当たり前だが、これは生活する上ですごい大事なことだと思う。
パチンコ屋に行くだけが楽しみなんてのは寂しすぎる。
そんな人生を歩まないことを選択して本当に良かったと思っている。
とはいってもまだまだ人生は長い。
行かなくなって何年なんてことも気にしないほどパチンコ・パチスロを忘れていきたい。
そしてこの記事を読んだ人が、一日でも早く止められる事を願っています。