1人暮らし歴10年の僕が、1人暮らしをして気付いたことや思うこと。
年度が変わり、新生活をスタートした方、
おそらくその中には初めて1人暮らしをする方もいらっしゃると思います。
今まで実家暮らしで、親が調理や洗濯をしてくれていたのに、自分だけで生活出来るのだろうか?
なんかいろいろ大変そうで不安が大きいな・・。
新生活に希望を抱く一方、そんな気持ちがあるかと思います。
10年前の僕もそんな気持ちでした。
なので、今まで暮らしてきて自分なりに思ったこと、感じたことを、部分的ではありますが書いてみます。
そして読んでいただき何かの参考になれば幸いです。
1人暮らしって経験するべき?
これは本当にそう、できるなら経験するべきです。
その大きな理由が2つあるので述べます。
親への感謝
1人で暮らし始めると親のありがたみが分かります。
調理、掃除、洗濯、買い物、その他いろいろな家のこと、これらをやってもらっていたことを実感すると、自然と親に感謝の気持ちが沸いてきます。
しばらくして実家に帰り、勝手に出てくる手料理、
風呂を沸かしてくれている、布団が敷いてある、ああ、なんて楽なんだ・・。
僕の実家の場合、帰省時は、ほぼオートマチックで生活出来ます。
あえて帰った時位は甘えさせてもらっています。
遠慮しないでたまには甘えた方が親も嬉しいと思うからです。
親もいい年だから何があるか分からないですし、後悔したくないですからね。
そして何日か実家で過ごして部屋に戻った時に、改めて実家の良さが分かると思います。
親孝行したい時に親はなし、とよく言いますが、生きているうちにどこか連れていくとか、美味しい食べ物をご馳走するとかしてあげましょう。
生活力・自己管理能力の向上
当然ですが、家事全般、金銭管理、アパートに関する手続き、等を自分でやらなければいけません。
僕は最初の頃は、米の炊き方、洗濯の干し方、ゴミの出し方から始まり、分からないことだらけでした。
でも今では簡単な物なら調理出来ますし、洗濯、ゴミの分別、毎月の生活費管理、生活に関することは全て把握し、いろいろとパターンが見えています。
(パチスロに関しては自己管理が甘かったですが(汗)前回の記事を参照)
なんでもそうですが、日々こなしていくと、最初は大変と思っていたことが当たり前になり、段々と苦ではなくなっていきます。
人間には適応能力がありますので、1人暮らしという環境に適応していくことで、自分の生活スキルが自然と成長するのでしょう。
僕は今までの経験から、やらなくてはいけない状況に身を置くことが、とても大切だなと実感しました。誰かがやってくれると、なかなか行動しませんからね。
そして振り返ってみて、自分に対して自信がついたのが分かります。
「大丈夫かな、上手くやっていけるかな、不安だな。」
から
「なんだ、全然1人でも生きていけるじゃん、余裕余裕。」
と気持ちが変化していきました。
毎月の生活費ってどのくらいかかるの?
1人暮らしはとにかく生活費がかかります。
貯金を出来なくはないですが、まとまった額を貯めたい方は、実家暮らしを選択した方が良いと思います。
大きな支出としては 家賃 光熱費 食費 この3つです。
分かりやすいように、例として僕の生活費をまとめてみます。
固定費
- 家賃(共益費含む) 70000円
- 光熱費 10000円
- 水道代+下水道代 5000円
- 携帯料金 6000円
- NHK 4000円
- 食費 30000~40000円
- ガソリン代 5000~10000円
- その他雑費(服、生活用品) 10000円
家賃がやや高めですが、トータルで最低14万円です。
あとは交際費、冠婚葬祭、交通費、医療費、等いろいろと出費が重なるかもしれません。
飲み会や服などの買い物を我慢すれば、仮に手取り20万として、月に5万位なら貯金に回せそうですが。
僕の生活費が平均的か分かりませんが、少なくとも10万位はかかってしまいます。
過去に安さに惹かれ、3万円台のアパートに住んだ事がありましたが、5畳程で衣類や物を置く場所に困りました。ユニットバス、調理スペース全くなし。
そういったアパートでも大丈夫、なおかつ食事にお金をかけない人なら、10万をきることは十分可能だと思います。
ですが僕は実際に住んでみたら、だんだんと窮屈に感じてしまい、結果的に長居は出来なかったです。
なので今までの経験から、
毎日暮らす場所なので、多少お金がかかってもスペースも含め、快適さを最優先にすること。
そういう結論に至りました。
僕がアパートを選ぶ際に気をつけたこと。
(注:僕個人の主観が多分に入っています)
大多数の方はアパートを選ぶ際に、職場、学校からの位置関係、駅やお店が近くにあるか、日当たり、間取り等、そして家賃の安さを基準に考えているかと思います。
ですがストレスのない生活を送るために、家賃は可能な限りケチらない方が良いです。
僕は過去の経験から、快適に住めること を軸に今のアパートを選択しました。
家賃=快適な暮らし、だと思っています。
じゃあ僕にとって快適な暮らしって何だ?ってことですが
それは 音がない ことです。
神経質な性格も災いして、こんな考えに至るくらい音に悩まされてきました。
なのでなぜ今のアパートを選んだか、その理由を書きます。
鉄筋コンクリート
現在、住んでる方には申し訳ないですが、まず木造は避けました。
2ヶ所ほど木造に住みましたが、とにかく他の住人の足音が響き過ぎます。
扉を開ける音、話声、ほぼ筒抜けに近い状態でした。(レオパレスではない)
生活リズムが違う人が住んでいるので、当然、真夜中に響いたりします。
そうなると僕みたいな神経質な人間は眠りにつけません。
これは本当に死活問題です。
ですので家賃が高くなってもいいので、音が響きにくい鉄筋コンクリートを選択しました。
駅、学校、大きな道路から程よく離れている。
離れすぎていると移動が大変なので、 程よく というのがポイントです。
よく駅近物件なんて謳い文句を聞きますが、僕はあまり魅力を感じません。
駅が近くなると、電車と踏み切りの音が、場所によってはかなり聞こえます。
電車の始発は朝の5時から、終電は午前1時近くですので、
休みの日なんかは、ほぼ1日中電車の通過音と、踏み切りの音が聞こえてきます。
僕にとって、これはかなりストレスでした。
それと駅の近くは居酒屋が多いので、酔っ払いが騒いだり、少し治安が悪いイメージがあります。
そして駅、学校が近くにあるということは、アパートの前の道が、通勤、通学路かもしれません。
中高生、子供たちの話し声や足音って、朝の静かな時間帯だとまあまあ気になりますよ。
(1人身だからかもしれませんが・・。)
大きな道路があるというのも、トラック等の大型車のエンジン音がかなり聞こえますので、音を気にする方は近くに住まないほうが無難です。
住人の質
これはかなり偏見になってしまいますが、家賃が安い物件というのは、マナーに気を使わない人が多かったように思えます。
真夜中に大声で叫んだり、掃除を夜中にやったり、と。
こんなことをされると、ストレスが大きすぎて気が狂ってしまいます。
そのことを管理会社に相談しましたが、状況は改善されず。
トラブルを避けたくて直接言う勇気がなかったので、けっきょく我慢するしかありませんでした(泣)。
たまたま住んだ所がそうだったのかもしれませんが、こういったこともあり、
安すぎる物件に住む事はやめるようにしました。
まとめ
取り急ぎ、10年の経験から思ったことをまとめてみました。
(書きたいことがまだありましたが、長くなってしまうのでこの記事をパート1とさせていただきます。)
結論として、自分を成長させる意味で、1人暮らしを1度は経験すべきかなと。
なぜなら親元を離れて、感謝の気持ちだったり、人の大切さだったり、いろいろと見えてくるものがあるからです。
体験を通して、そういった気持ちの変化が、人生においてすごい重要なことだと思います。
自分を変えたかったら環境を変えてみる、10年前その選択をした僕に、
今の僕はありがとうと言いたいです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
また次回の記事でお会いしましょう。ヽ(`・ω・+´)ノ゛